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pitty

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photo: otaru, hokkaido


2013年、美術展覚書。

15) 常設展 ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派展  村内美術館

バルビゾン派なら村内美術館、の村内美術館です。

ずっと行きたいと思っていてのびのびになっていたのだけど、
このたび理由あって一時閉館後、大幅な展示替えが行われるとのことで、
あわてて行ってきました。

詳細はよくわからないけど、売却されちゃうぽい?
実質さようなら、もう観ることはできないのね、きっと。
間に合ってほんとにほんとによかった。

八王子という場所も場所だけど、
美術館自体も家具屋さん(鹿児島で言うところの迫田みたいな感じ)
の中にあるという、変わった美術館。


ゆったりとした空間。
収蔵品もさめの大好きなコロー、クールベ、
印象派周辺からエコールドパリまで。

クールベの波好きなさめにはたまらんかったし、
ユトリロあったのはうれしかった。

とても気に入ったのが、ファンタン・ラトゥールのりんごの画。

テオドール・ルソーの絵もいくつもあって、
さめはルソーの絵って、正直今までまともに観たことなかったと思うのだけど、
ルソーすげーと思いました。

あと強烈に印象に残っているのが、
クールベの波に、ボートに乗った女が描かれている画。
あのおなじみの波に、古賀春江か?とも思える体操服風の女が
ボートを漕いでいて、とても異様。
しかも絵自体もすげーデカイ。
どしたんでしょうね、クールベさん。


そんな感じで、残念だけど、楽しく貴重なひとときを過ごさせてもらいました。
もう一度観に行きたかった。
by samepoo | 2013-06-26 23:13 | 美術 | Comments(0)
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