wonder

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photo: otaru, hokkaido


2013年、美術展覚書。

4) 松本竣介展  世田谷美術館

去年行っていた、東京国立近代美術館での美術にぶるっ!展で
初めて作品に出逢ったのがきっかけ。
ちょうどいいタイミングで回顧展やっていたので出かけてみた。

耳が聴こえなかったらしく、しかもずいぶん若くして亡くなっている。

ものすごくフシギな絵を描く人。
しっかりと西洋画の影響も受けながら、
独自の画風を作り上げつつ、それがまたどんどん変わっていく。

晩年の作品がいちばんフシギな感覚だった。
晩年といっても36歳。
この人がもっと生きて絵を描き続けていたなら・・・
この先どんな風に世界を見つめて、どんな風に変わっていったんだろう。

もっともっと観てみたかった。


5) 白隠展 禅画に込めたメッセージ  Bunkamura ザ・ミュージアム

前にも書いたけど、白隠は静岡の沼津のお坊さん。
さめがよく出張に行く、原という地方の出身。

達磨の絵を描く人、というのだけは知っていたけど、
実はものすごく偉いお坊さんだったみたいだね。
今の臨済宗のお坊さんの系譜をたどれば、すべて白隠に行き着くらしい。

ものすごい数の書や禅画を残していて、
それら全てにありがたい教えが込められている。

特に戯画がわかりやすく親しみやすく、おもしろかった。
池大雅との合作もあって、ちょっとビックリ。
池大雅、初めて観た~笑

それから白隠さん、こんなこと言ったら失礼だけど、
字はあんまり上手ではないのかしら。笑
上から字を書いていくと、大抵下の方で紙が足りなくなるみたいで、
字がだんだん小さくなっていくのね。
でもそのバランスの悪さがかわいくて、
妙に人間らしさを感じてしまったがよー。

難しい漢字を並べた画賛はさめにはよくわからないけども、
禅画からはたくさんの大切なことが学びとれます。

日本画とはまた違った趣きだけど、禅画っていうのも興味深いねー。
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by samepoo | 2013-01-31 23:48 | 美術 | Comments(8)
Commented by りえやん at 2013-02-01 22:11 x
さめさんはホント表現力があるよねー。
写真といい、文章といい、人を惹きつける。
才能なんやろな…♥
Commented by samepoo at 2013-02-02 00:49
☆りえやん
えーそう?
写真はともかくとしても、
文章なんて↑なんか覚書程度の感想だよー。
こんなん長いの、最後まで読む人いないよなー
とか思いながら書いてるんだけどー笑
Commented by bbex68980 at 2013-02-02 02:23
コメントするのは、「ほぼ」初めましてです(笑)
数年前に数回、「まんじゅうがに」でコメントさせて頂いた者です。

松本竣介展。

私も12月に観に行ったのですが、
まったく同じ感想を抱く人がいるものなんだなぁ...と嬉しくなりました。
  
Commented by samepoo at 2013-02-02 22:04
☆bbex68980さん
ほぼおひさしぶりです~笑
またまたコメントありがとうございます☆

まんじゅうがにさんも松本竣介展行かれてたんですかー!
しかもおんなじ感想だったなんて!
こちらこそウレシイです。
本当にフシギな人ですよね。
また彼の絵を観られる機会があるといいなーと思ってます。

そうそう。
ちょっとリンクの整理をしまして、まんじゅうがにさんのブログもリンクいただきました。
お名前は「まんじゅうがに」さんでよかったですか?笑
Commented by おーじろーうにてど at 2013-02-03 07:07 x
ほほー、芸術は分からんけど、さめちゃんが人となりを書いてくれたので、なかなかキョーミ深いですなー。
芸術はまさにその人の生きざまとゆーことですなー
Commented by samepoo at 2013-02-04 01:41
☆おーじろーうにてどさん
確かにほんと、その人の生きざまですね。

美術検定を受ける前までは、
ただ単にこの絵が好き、この絵はキライ、な観方だったんですけど、
最近は、その人の生い立ちなども気になるようになりました。
Commented at 2013-02-04 07:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by samepoo at 2013-02-05 01:19
☆鍵コメさん
そうだったのですねー!
リンクのお名前変えた方がよければ、またお知らせください。
こちらこそどうぞよろしくです☆
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