why

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photo: nishihachiohji, tokyo


同僚が亡くなった。

自身で決めたことだった。


たった6人しかいない課の内の一人だった。


そうなる前日、私は彼と二人っきり社外のラボで、一日中仕事をしていた。

そんなことになろうとは、思いもよらなかった。

そんな気配すら気づけなかった。


最後に彼を見たのは、駅のホームだった。

同じ電車に乗るのに、並んだのはお互い別のレーンだった。



3週間になろうとする。


彼は何ひとつ残してはいなかったそうだ。


こうすることで、彼が伝えたかったことを、私はずっと考えている。

ずっと考えている。


もはや確かめる術はない。

それが本当に彼が伝えたかったことなのかは。


彼の死に対して、私にできることは、考え続けること。

ずっと考え続けること。


      
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by samepoo | 2014-12-05 23:14 | 日常
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